納品ついで、修業先の街で仲良くさせてもらった三色の友人に再会。

猫という生き物が数か月ぶりの再会を憶えているかはわからぬが、それはそれでよし。

 

そっくりのばぶを産んでた。

 

 

実家に長く居た三毛猫のカタランを思い出す。

蚊に刺されながら子猫にあそんでもらう。

 

諏訪大社の御柱がおわり、ひきつづき各集落ごとのお社で御柱をやります。

ここ、坂室集落では7月の天神講、9月の坂室神社の御柱までまだまだつづきます。

 

 

んで、今回はその用材の伐りだしに参加しました。

大社のお祭りとちがい、小宮の御柱では一から十まで村の人の手でおこないます。

いちおう、木のしごとをなりわいとしている身にとって、楽しみでもあり、それと同時に

神妙な心持ちで臨みました。

 

とってもノッポなモミの木。

でも、年輪をみると粗く60年内外。

針葉樹はほんとうに成長がはやい。。。

 

倒れるときの轟音に心と身体を揺さぶられました。

初夏のこの時期の伐採、大量の水と養分を地面から吸い上げ上へ上へと伸びようとする、その生命力に溢れたから身体。

倒れると、木は大量の水を吐き出しました。

 

木を伐る人、材にする人、作る人、使う人。

木に限らずとても大事なことをあらためて感じられる体験になりました。

やっとこ木工記事です★

 

ツバメ記事ばかりなので「シゴトしてんのか??」というご心配、お叱りを

受けぬよう。

 

ホームページのほうに「木のおもちゃ」「こども椅子」などアップしました。

どれもめんこい作品です♪

 

一部ご紹介。

 

 

 

ひさしぶりに八ヶ岳のほうに何段か上がってきました。

もう畑にはマルチが敷いてあるので4月の御柱 山出しのときのような

砂嵐はなく、空気はおいしい。

代搔きあと、田植え前の田んぼが鏡のようでいちばん好きです。

 

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今年こそは登るべし甲斐駒...

 

カッコウも鳴いているし、ハルゼミも鳴いている。

北海道でもセミといえばハルゼミだったけど、長野にいるのもエゾハルゼミ。

ハルゼミはヒグラシのように物哀しくなく少し陽気で、明るい時間帯に鳴くので

好きです。

ほんとにいい時季。

 

 

 

そして。。。。

 

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ことしは4コ。

ウチのぴーがタマゴを温め中。

 

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追記:

モハメド・アリが亡くなった。

私、昔っから名前せいか異国の顔立ちのせいか、よくモハメドアリ

と呼ばれて勝手に親近感を覚えていた。物心つく前に引退していたけど

その後の彼の、名声とか権力に媚びない信念を貫く不屈の生き方に強く

惹かれていた。74歳は若すぎるけど、他の人の何倍も闘った人生とおもいます。

ありがとうございました。

すみません...

ほぼ日つばめブログで。。。

 

 

 

つばめがぶじに渡ってこれる確率はそう高くないそうです。

 

そして去年のぴー夫婦は今年、たぶんウチには来ていないようです。

つばめって意外と一人ひとり模様がちがっていて、よくよく見れば区別がつく感じ。

去年の夫婦は見ればわかるはずなので、ぶじにもどってきて再会できることをいのって、勝手に

心待ちにしていました。

ただ到着がひと足遅かったか、どこかほかで営巣している、はずです。

 

作業場を構えた1年目、ツバメが来てくれて幸運をつれてくる♪って喜んだけど、そうじゃなかった。

つばめといっしょに過ごせたことそのものが幸せだった。たった4か月いっしょに過ごした

だけなのに。

 

 

ありがとう、元気でいてね!

今年の同居人はこちらの夫婦に決定。

やっぱり火災報知器に巣作りしたいそう。建て増しの板も気に入ってくれてる

けど、たまに作業場で調理して感知器が反応して大音量がでることを了解して

もらわないと...

 

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オスは交尾を促しているけど、メスはまだ準備が整わない様子でオスを突き放してる。

 

それでも巣作りを始めて、オスが巣材を運んでせっせと作業していて、メスはそれを眺めて

たまに巣に上がって出来栄えをチェックしたり手直ししているみたいに見える。

 

そして毎晩ふたりはこんなかんじにくっついて寝てる♥

 

 

 

去年の夫婦は抱卵してるとき以外は夜は泊まっていかなかったけど、ことしの夫婦は

作業場でねてる。そして彼らは鳥なので毎日規則正しくお日さまと同じリズムで生活する。

日没と同時に帰宅して日の出まで眠る。

 

ただこっちは夜もいろいろやることがあるわけで。

電気点けて下でゴソゴソやっていると、「まぶしくてねむれない!」的な苦情の声が上階の

住人から寄せられる。

 

たしかに灯りがない時代、人間もそうだっただろうし、究極に健康的なくらしだとはおもいますが。。

ぴーちゃん、これから4か月仲良く暮らしましょうね♪

 

 

 

御柱も終わり、ことしも工房チセでは作業場をシェアする同居人をボシュウ

しております。

内覧会は随時開催。

 

今年も盛況です♪

 

 

入居希望者多数のばあい、作業場内でのドッグファイトは極力おひかえいただき、

どうぞ話し合いにてお決めくださいますようお願いいたします。

御柱 前宮四の柱は里曳き・建てから今日の片付けまですべて無事に終わた。

何もかも初めてで勢いに飲まれた日々。

次回6年後の寅年は年男。そのときは自分やまわりはどうなってるんだろうなぁ、と

未来を想う。

 

 

でも今夕の本宮一で事故が起きたそう。

 

いままで外からニュースだけで見ていたときと、今では全くちがうので何とも言えないし

今やってる仕事も「ケガと弁当は自分持ち」が当たり前なのでさらに何とも言えず。

なんで敢えて危険を冒してまで...という気持ちが今まではあったのだけど。

自分がじっさいに参加して、自分の仲間が建てに乗るときの無事を祈る気持ちや無事に

降りてきたときの嬉しさは言葉では言い表せないものだった。

 

自分のまわりが無事だったから言えるのかもしれないけど。

祭りを終えてただひとつ言えること、

最高の村の仲間に恵まれたということ。

越してきて一年、こんなにも温かく迎えてもらえた大きなきっかけになってくれたのは

間違いなく御柱だったから。

 

ケガも事故もけっして他人ごとではないし、秋の小宮の御柱までみんなで無事に終えたい。

そして日頃の作業でもより気をつけようとおもう。

ご冥福をお祈りします。

節句のかぶと。

予定がずれ込んでしまったけど、御柱の合間をみて進めてます。

祭りとシゴト、どっちが大事なんだよ!?

というはなしですが、もちろんどっちも!

 

 

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キハダ材。巾広板だけど、おもくそ芯入ってる。。

 

 

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今年の節句には間に合わないことをご了解いただいて、注文くださったのだけど

できれば作業組み替えて、なんとか間に合わせたかった。。

 

ただ、かぶと造りはもちろん初めてのこと。

カタチも工程も慎重におそるおそる進めているので、結果ちっともすすまず。

明日から御柱 里曳き・建て御柱。

何もかもが初めてのことなので見るものすべてが新鮮だし、要はわけわからんってこと。。

諏訪大社 上社前宮は山の上にある。

いったいどうやったらこの坂をあの丸太が登っていけるのか...

いまだにフシギでしょうがないです。

 

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石段は養生

 

シゴトはいっこうに進みませんが、お祭りを楽しんで生還したいと思います。

皆さまご安全に。。

 

ヨイカ?

ヨシッ!

 

前回2010年の前宮一の柱。土中に埋まっていた部分。
前回2010年の前宮一の柱。土中に埋まっていた部分。