諏訪大社の御柱がおわり、ひきつづき各集落ごとのお社で御柱をやります。
ここ、坂室集落では7月の天神講、9月の坂室神社の御柱までまだまだつづきます。
んで、今回はその用材の伐りだしに参加しました。
大社のお祭りとちがい、小宮の御柱では一から十まで村の人の手でおこないます。
いちおう、木のしごとをなりわいとしている身にとって、楽しみでもあり、それと同時に
神妙な心持ちで臨みました。
とってもノッポなモミの木。
でも、年輪をみると粗く60年内外。
針葉樹はほんとうに成長がはやい。。。
倒れるときの轟音に心と身体を揺さぶられました。
初夏のこの時期の伐採、大量の水と養分を地面から吸い上げ上へ上へと伸びようとする、その生命力に溢れたから身体。
倒れると、木は大量の水を吐き出しました。
木を伐る人、材にする人、作る人、使う人。
木に限らずとても大事なことをあらためて感じられる体験になりました。