暮らし

今年の同居人はこちらの夫婦に決定。

やっぱり火災報知器に巣作りしたいそう。建て増しの板も気に入ってくれてる

けど、たまに作業場で調理して感知器が反応して大音量がでることを了解して

もらわないと...

 

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オスは交尾を促しているけど、メスはまだ準備が整わない様子でオスを突き放してる。

 

それでも巣作りを始めて、オスが巣材を運んでせっせと作業していて、メスはそれを眺めて

たまに巣に上がって出来栄えをチェックしたり手直ししているみたいに見える。

 

そして毎晩ふたりはこんなかんじにくっついて寝てる♥

 

 

 

去年の夫婦は抱卵してるとき以外は夜は泊まっていかなかったけど、ことしの夫婦は

作業場でねてる。そして彼らは鳥なので毎日規則正しくお日さまと同じリズムで生活する。

日没と同時に帰宅して日の出まで眠る。

 

ただこっちは夜もいろいろやることがあるわけで。

電気点けて下でゴソゴソやっていると、「まぶしくてねむれない!」的な苦情の声が上階の

住人から寄せられる。

 

たしかに灯りがない時代、人間もそうだっただろうし、究極に健康的なくらしだとはおもいますが。。

ぴーちゃん、これから4か月仲良く暮らしましょうね♪

 

 

 

御柱 前宮四の柱は里曳き・建てから今日の片付けまですべて無事に終わた。

何もかも初めてで勢いに飲まれた日々。

次回6年後の寅年は年男。そのときは自分やまわりはどうなってるんだろうなぁ、と

未来を想う。

 

 

でも今夕の本宮一で事故が起きたそう。

 

いままで外からニュースだけで見ていたときと、今では全くちがうので何とも言えないし

今やってる仕事も「ケガと弁当は自分持ち」が当たり前なのでさらに何とも言えず。

なんで敢えて危険を冒してまで...という気持ちが今まではあったのだけど。

自分がじっさいに参加して、自分の仲間が建てに乗るときの無事を祈る気持ちや無事に

降りてきたときの嬉しさは言葉では言い表せないものだった。

 

自分のまわりが無事だったから言えるのかもしれないけど。

祭りを終えてただひとつ言えること、

最高の村の仲間に恵まれたということ。

越してきて一年、こんなにも温かく迎えてもらえた大きなきっかけになってくれたのは

間違いなく御柱だったから。

 

ケガも事故もけっして他人ごとではないし、秋の小宮の御柱までみんなで無事に終えたい。

そして日頃の作業でもより気をつけようとおもう。

ご冥福をお祈りします。

明日から御柱 里曳き・建て御柱。

何もかもが初めてのことなので見るものすべてが新鮮だし、要はわけわからんってこと。。

諏訪大社 上社前宮は山の上にある。

いったいどうやったらこの坂をあの丸太が登っていけるのか...

いまだにフシギでしょうがないです。

 

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石段は養生

 

シゴトはいっこうに進みませんが、お祭りを楽しんで生還したいと思います。

皆さまご安全に。。

 

ヨイカ?

ヨシッ!

 

前回2010年の前宮一の柱。土中に埋まっていた部分。
前回2010年の前宮一の柱。土中に埋まっていた部分。

 

あったかくなった3月に入ってからはめっきり出番が減った、たろう

(商品名:薪ストーブSL太郎)。

 

今季2度目の煙突掃除。

掃除道具はワイヤーブラシではなく、4mの竹の割り材にシュロかシダかなんかの

ブラシが付いたやつ。昔はこういうのだったらしい。

竹のしなりがすごくて、ワイヤーブラシみたいにヘタることが少ないそう。

 

んで、勢いでそのまま解体してしまいました。夏も火を焚きたいこともあるかと思って

万年床ストーブにする気だったけど、やっぱり撤去。

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たろうは冬じたくまでお蔵で夏眠。

半年間ごくろうさま。

山出しです。ぶじおわりました。

道中ちびりそうにもなりながらも、ぶじに。

こんな丸太ん棒を山から十何キロも引きずってきたなんて信じられん!!

 

感想。

想像以上にこれはやはりとんでもない祭りでした。。。

心を揺さぶられたり、砂ぼこりに吹かれたり、雨に降られたり、

川の流れに、人波にもまれ。。。

んで、山出しの終着地、「御柱屋敷」に屋敷は建っていなく、ただの土場だった。

歓喜の渦のなかに自分がいるのもなにか不思議な感覚で。

そして、仲間として村の人たちとひとつのことを一緒にできること、これが一番

うれしかった。

明日からいよいよ御柱。

柄にもなくお祭りに参加させてもらいます。似合わんし、無縁な世界と思っていたけれど。
しかも出るのが「諏訪大社の御柱」とは。それもメド乗りの練習やってるなんて、信じられません。。

踊るアホウに、観るナントカ…
まちがいなく同じ阿呆ならやった方が愉しいには決まってます。

なにより、工房を構える同じ部落の方々が本当に温かいです。

木のお祭り。

木のしごとをやらせていただいている自分にとってもやっぱり無縁じゃないな、とも思っています。

そして、みんなケガなく無事に終えること、それだけです。
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ちなみにハッピは他地区の竜とかトラより、私らの“まるさ“がシブくてかっこいいです。

いやぁ~

エライことになり申した。。

 

気合いとか根性と無縁の生き物がお祭りにでるとか、ましてそれが

御柱だなんて、出させてもらうだけでもけっこうな決心なのに、この

チキン野郎が上にあがるなんて。。

 

でも、自分がマヨってる時間もなく、スッっと仲間に入れてもらえて。

若い人も年配の人もよそ者の自分にたくさん声かけてくれて、それが

ただただ心からうれしく、有難く。

迷いが消えた。

 

やらせてもらう以上は、安全に愉しんでやりたい。

立ち上げかけの吹けば飛ぶ木工所。

でも、御柱も仕事もどっちもちゃんと建ててやってかんきゃない。

 

みんな総出での綱撚りは、絵本のようにみんなでカブを抜いてるキブンだった。

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年が明けてもちっとも雪が降らなくてさみしくおもってたらやっと。

でも生コン雪。。
しかもこんなに広い敷地をママさんダンプ(ミニ)では。

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昨シーズンも滑りに行けてない。
今シーズンこそはゲレでも裏山でも行きたいけど。

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かわいい訪問者あり。

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チセの作業場と離れのお蔵はむかしの寒天蔵です。

母屋は大きいお屋敷でお座敷が何部屋もあり、その真上の屋根裏というか

2階は大空間のお蔵になっています。ここも寒天蔵だったそうで一尺角くらいの大黒柱が

突き抜けて、大屋根の梁を1本で支えています。蚕部屋ともちがうこの空間は目方は無い

けどかさばる寒天をひたすら高く積み上げるには都合がよかったみたいです。

 

このままにしているのはもったいないような、ヘタにいじるくらいならこのままにしておきたい

ような。そんな歴史をかんじる空間です。

 

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こちらは同じ集落のまだ立派に稼働している寒天屋さん(天屋とよぶそうな)の作業小屋のうらにあった束ねられた木。

前に見たときから、何に使うのかとても気になっています。薪ではないようにみえ、流木のようなカドのとれた形状、

陽と雨と風に晒されて枯れたこの色合い、なんともまぁ。。

 

チセの看板もこうしたくて無塗装のクリ材でつくりました。

あとは時間が料理してくれるはず。

枯れ節になって食べる日がたのしみ。。

 

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お蔵の外壁には漆喰のはく離した箇所がある。

残っているところも一部ブカブカに浮いているところも。

 

元々ヒビがあったり剥離したところに、ハトが突っついて巣にしたりしたとか。

雨水も入り込み、放っておくとどんどん進みそうなので大家さんに相談。

 

塗り直しはそれなりにコストが掛かるのでお願いしづらく、応急的に塞ぐ方向で。

でも、よく見かけるような「クサイ物フタをする」的なリフォームでは立派なお蔵に

あまりに申し訳なく、ピカピカのサイディングとかは避けたい。

板金屋さんに昔ながらのトタンをリクエストするも、今はガルバリウムに駆逐されて

素地のトタンは無いとのこと。

致し方なく、けっきょくは色の近いところのガルバリウム鋼板に。。。

 

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漆喰を塗るとかわらと土を混ぜて発酵させて土壁をつくる、というようなことは

できる業者さんも少ないし、コストも掛かる。

ほんとうは修復したい、という人もけっこういるんじゃないかとおもうけど

じつは「かんたんべんり」になってるんだか、じっさいはなんでも標準化されちゃって

選択肢が少なくなるってことは、べんりなんじゃなくて窮屈なくらしになってるんじゃないかと。。