外出中にでんわがあり、
「留守だったから外に積んどいたからよろしく!」 と。
んで、帰ってきてみて
!!
でっか!
こないだ持ち込まれたのとはケタ違いの丸太の輪切りがだるま落とし
のように積んであった。
御柱にしたモミの大木の元と末の端っこです。
お祭りが終わったら競りにかけるので、この木口面を削って磨いて
書の先生に文字を入れてもらうのです。
針葉樹とはいえ、木口面。
というか、針葉樹だけに、木口を削るのは大変です。
元々、木口は硬いうえに針葉樹は夏目と冬目で硬さが真逆なのでやっかい
なのです。
年輪をみて、しましまのうち赤いほうが冬目で硬く、白い部分は夏目でスカスカ
なかんじです。
これだけ大きい丸太なのに年輪をかぞえると60年しか経っていません。
おなじモミの木でも生えている場所で目が詰んでいる木もあれば、目の粗い
成長のはやい木もあります。このモミの木は元口の直径が80cm、高さ30m
ちかい大木でした。
いままで出番のなかったおっきくて重たいほうの電気カンナが役立ちそうです。
動力を使うとはいえ、このカンナがけは大汗かく作業になることまちがいなし。